日本百名山の巻機山(まきはたやま)の麓に位置する老舗蔵「千代酒造」
地元魚沼に愛される「千代」ブランド。
そして、リリース以来、反響のすごい、平仮名の「たかちよ」ブランド。
淡麗辛口王国新潟にして、お米の旨味を存分に引き出し、さらに果実感溢れるお酒造り。
どちらのお酒もキッチリ造りこなす確かな技術力には目を見張るものがあります。
また、酒米「一本〆」の原種を保管管理するなど、伝統と酒質を向上するために様々な努力をされております。
今期の仕込みが始まった場からの忙しい時期でしたが、やっと訪問することが出来ました!
山田さん、ありがとうございます!

蔵の前にコンコンと沸き上がる清水。
蔵の坂道をずっと上っていった日本百名山の一つ「巻機山」。
夏にも雪の残る雪解け水が地下のフィルターを越え、枯れること無く沸き上がります。
口当たりが非常にソフトな軟水。
千代酒造の阿部杜氏にいろいろと説明していただきました。
クラシックな新潟の味「千代」、そして現代的な「たかちよ」
相反する2つの美酒を醸し出す凄腕。
丁寧な限定給水、3室に分かれた麹室。そして小仕込み。
そんな手間も時間もかかる造りは、まさかの少数清寧、4人体制で行われています。
その為、蔵の仕事の導線は無駄なくキッチリ計算されております。
写真は今年一本目の新酒。
もう美味しそうな香りが、、、、

そして、こちらが自慢の自社精米機!
他社精米機を使用しないことにより、コスト・技術もかかりますがそれ以上のメリットがあり、
千代酒造さんは、通常の倍は時間がかかってしまう「扁平精米」を行うことで酒質が劇的に向上!
千代酒造さんは、通常の倍は時間がかかってしまう「扁平精米」を行うことで酒質が劇的に向上!
今の快進撃の原動力になったそうです。
夜へ続く、、